トム サックス ナイキ マーズヤード オーバーシュー / TOM SACHS × NIKE MARSYARD OVERSHOE[2019/04/27発売]
TOM SACHS(トム・サックス)は、ニューヨークを拠点に活動する現代アーティスト。
世の中の既成品を独創的な捉え方で解釈し、ハンドメイド風に作り変える作品が特徴となっている。
2004年にはハローキティ誕生30周年記念展「KittyEX.」にてツギハギでつくられた巨大なキティ像を展示、2005年にはマクドナルドの商品をPRADAやHERMESの包装紙で包んだ作品を展示するなど、メッセージ性の強いユーモアに満ちた作品を生み出している。
2012年には、架空の宇宙船打ち上げ計画をテーマにした「SPACE PROGRAM: MARS」を開催し、NIKE(ナイキ)とのタッグ実現。
通常フットウェアでは使用しないヨットの帆や宇宙服といったマテリアルでデザインした「MARS YARD(マーズ ヤード)」を発表し、大きな話題となった。
また、2017年には同モデルをアップデートした「MARS YARD 2.0(マーズヤード2.0)」を発表し、即完売・プレミアム化となる大ヒットを飛ばした。
今作は、そんなTOM SACHS(トム・サックス)とNIKE(ナイキ)の爆発的人気コラボから新作「MARSYARD OVERSHOE(マーズヤードオーバーシュー)」がスタンバイ!
MARS YARD 2.0(マーズヤード2.0)のコンセプトである悪条件に適合すること、はそのままにさらなるアップデートを施した今作。
悪天候によって濡れて冷たくなった足へのフラストレーションに対応するという課題の答えを出すことを通じて、ボートのロープや帆に使われている高強力な繊維のダイニーマ素材を採用。
足首を覆うオーバーシューはカッパのように悪天候から足を防備し、くるくると下に巻くことで通気性も確保。
2つの形に変えられることで、ニューヨークの3月の天候に適したものとなり、ストリート、地下鉄、さらにはファッションとしてもシックな仕上がりとなっている。
アウトソールの接地面に小さな切れ込みを入れた新しいソールのパターンは、ニューヨークの冬を熟知しているからこそ生まれたデザイン。
TOM SACHS(トム・サックス)の他の作品と同様に、素材や製作工程の実直さにアーティストの感性がバランスよく配合されたものとなっている。